
シングル「七色シンフォニー」で18日にメジャーデビューする、横浜出身の男女デュオ「コアラモード.」がバレンタインのムードでにぎわうみなとみらい21(MM21)地区にある商業施設「クイーンズスクエア横浜」でライブを開いた。ステージではデビュー曲をアコースティックバージョンで歌い上げたほか、桜木町での思い出などを歌ったインディーズシングル「メモリーズ」を披露。デビューを目前に控えたギター、ボーカルのあんにゅ(22)は、「しっかり前を向いて頑張っていきたい」と駆けつけた250人に誓った。
コアラモード.は、あんにゅと、キーボード、ギター、ベースなどマルチプレーヤーとして活躍する小幡康裕(24)が、生まれ育った横浜で結成。2014年4月、桜木町駅前で初めて路上ライブをし、翌5月からはクイーンズパークなどのストリートで歌い続けてきた。透明感あるあんにゅの歌声が、行き交う人の心をとらえ回を重ねるごとに2人を囲む輪が大きくなり地元の人気者に。その実力が、シンガー・ソングライターの平井堅などが所属する、メジャーレーベル「アリオラジャパン」の関係者の目にとまり、プロデビューすることが決まった。
デビュー曲は、フジテレビで放送中の人気アニメ「四月は君の嘘」のオープニング曲に起用されており、早くも話題に。神奈川新聞のニュースサイト「カナロコ」が昨年末に行ったインタビューで撮影した動画も、テレビ放送直後からアクセス数が伸び、2000回を超える閲覧数を記録するなど、知名度をぐんぐん上げている。
22日には14日と同じ場所でデビューを記念したライブを開催(午後1時、午後4時)。28日は横浜マリンタワー(横浜市中区)で午後1時からコンサートを開く。どちらも無料。【神奈川新聞】


