1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. 帰ってきた男ざかり料理なう〈1〉 肉まんの中に人生の教え

帰ってきた男ざかり料理なう〈1〉 肉まんの中に人生の教え

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年2月2日(月) 16:58

「そうじゃなくて…」の瞬間。皮をきっちり引っ張っれないと包(パオ)にならない=東京ガス横浜ショールーム(横浜市西区)
「そうじゃなくて…」の瞬間。皮をきっちり引っ張っれないと包(パオ)にならない=東京ガス横浜ショールーム(横浜市西区)

「料理なう」通算4代目の担当。これまでと違うのは、自分で言うのも何だが料理には少し自信がある、ということだ。週末は厨房(ちゅうぼう)に立ち、子どもたちの舌をうならせているのである。「僕でいいんですかね(余裕)」といった気分だ。

訪れたマークイズみなとみらい内の東京ガス横浜ショールームクッキングスタジオ(横浜市西区)。この日のお題は「肉まん」である。最初に先生の実演を拝見し、いざ調理。ん? 周りの方の動きが素早い。さっと作業し、洗い物も同時にこなしていく。必然的に1人ボケッとする時間が長い。まぁ、ともかく餡(あん)になるひき肉をこね始める。と、「ごま油、入れてませんよね?」。

こんなはずではと、皮を棒でのばす作業に。グリグリ力を入れていると先生が横にベタ付き。「戻すときは力を抜いて、そうじゃなくて…説明ちゃんと聞いてました?」。いやぁすみません、あんまり聞いてなかった。崩れ去る自信。ハイライトと言える餡を皮で包む作業でも「そうじゃなくて…」の連発だ。

それでも、なんとか4個の肉まんが。白い姿が愛らしい。蒸し時間に周りの方々はカキと白菜のクリーム煮を作り上げたが、こちらはじっと待つこと15分。期待に満ち満ちてせいろを開ける。が、湯気の向こうに並ぶ肉まんからはどうしたものか、謎の角が生えていた…。

早速、家に帰って子どもたちに振る舞った。6歳の娘は「ちょっと」と手を出さず。しかし10歳の息子は「うまい。肉、うまい。けど肉が少ないなぁ」。肉じゃなくて餡だけど、そう、うまければいいのだ、変な角が生えてても。

初めての料理教室。学んだのは、謙虚に人の話を聞くこと。そして、うまくできなくても楽しくおいしいものは作れること。何だか肉まんの中に、人生の教えが入っていた感じだ。

「日々を丁寧に生きる」という「団塊びと」のモットーを記者自らが実践しようと、団塊世代に人気の料理に挑戦します。

◆和城信行(わしろ・のぶゆき)神奈川新聞デジタル編集部長兼市民情報部長。2児の父の46歳。家庭料理も外食も好き。お酒も。

◇女性記者のつぶやき 新たな担当者を迎え、「料理なう」が再開しました。肉まんは、皮のてっぺんにある「ひねり」が特徴。教室では先生が難なく作っていたものの、実際にやってみると苦戦する人が続出でした。和城記者の作品を一ついただきましたが、本当においしかったです。

【神奈川新聞】


和城記者が作った、謎の角を持つにくまん
和城記者が作った、謎の角を持つにくまん


今月の料理
今月の料理

料理の手順
料理の手順

作り方
作り方

団塊びとに関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング