親子で凧揚げに挑戦するイベントが12日、横浜市西区みなとみらいの横浜みなと博物館で開かれた。参加した約200人は、手作りした色とりどりの凧を青空にはためかせた。
子どもたちは和紙にアニメのキャラクターや動物を描き、クレヨンやフェルトペンで思い思いの凧を完成させた。市立平戸小学校1年の男児(6)は「お正月には、お父さんが作ってくれたけれど、今日は自分で作れた」と笑顔。早速、弟(4)と凧揚げを楽しんだ。
大凧文化の継承に取り組む「相模の大凧文化保存会」のメンバーが講師役として参加。同会の川崎勝重さん(67)は「凧揚げはシンプルだが奥が深い。親子でいろいろ試行錯誤しながら楽しんでもらえればうれしい」と話した。
【神奈川新聞】