県内の体操クラブやダンスサークルが一堂に会し、日ごろの成果を披露する「体操フェスティバル ヨコハマ2014」が2日、横浜文化体育館(横浜市中区)で開催された。
地域で活動している団体の発表・交流の場にと1990年に始まった催し。25回目の今回は0歳から88歳までの男女82チーム、約2300人が参加した。
筑波大学体操部のメンバーやOBが体操を披露。ドイツ発祥で鉄製の輪を使った競技「ラート」の日本代表・高橋靖彦さんらによる体験教室も行われ、来場者に競技の魅力を伝えた。上からの目線は高さ2メートルを超すといい、参加した子どもたちは「怖いけど、楽しかった」と笑顔を見せていた。
25回全てに参加している大会実行委員の薬師寺幸子さんは「第1回大会は地区のスポーツセンターで500人ほどで行われ、翌年には参加者が倍になった」と当時を振り返り、「5分間の持ち時間をどう使うかは各チームの自由。気取らずに“ハレの場”を楽しめる」と魅力を語った。
【神奈川新聞】