他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. 茅ケ崎「道の駅」 柳島向河原が候補地に

茅ケ崎「道の駅」 柳島向河原が候補地に

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年10月16日(木) 03:00

「道の駅」整備の最終候補地に選ばれた柳島向河原付近。国道134号沿いにあり、新湘南バイパスの茅ケ崎海岸ICにも近い=茅ケ崎市柳島
「道の駅」整備の最終候補地に選ばれた柳島向河原付近。国道134号沿いにあり、新湘南バイパスの茅ケ崎海岸ICにも近い=茅ケ崎市柳島

茅ケ崎市が設置を検討していた「道の駅」の整備候補地が、国道134号沿いの柳島向河原付近に決まった。東京五輪や横浜湘南道路・高速横浜環状南線の開通といった集客機会を捉え、2019年7月の開業を目指す。

来年3月までにさがみ縦貫道が全線開通し、20年には東京五輪が開催されるなど観光客の増加が見込まれることから、市は本年度から本格的に「道の駅」の設置を検討してきた。

国道と県道の幹線道路沿いから8カ所の候補地を挙げ、24時間営業による周辺住宅への影響や、地場農産物の販売所の分布状況を考慮し、3カ所を選定。さらに観光資源までの距離や、周囲の景観、道路交通量、防災面など7項目で評価して絞り込んだ。

最終候補地となった柳島向河原付近は、新湘南バイパスの茅ケ崎海岸インターチェンジ(IC)近くで、国道134号沿いに位置している。周辺は、交通量の増加が見込まれている一方、現状でも交通事故の発生が多いため、運転手の休憩場所が必要となる。近隣には海水浴場といった主要な観光スポットや、災害時の避難所となる小中学校もあることなどが評価された。

整備コンセプトには、茅ケ崎海岸を中心とする観光資源と連携した観光振興拠点、災害時に救援物資や救援隊の集合場所にもなる防災拠点、地元の農畜水産物を活用した交流・にぎわい創出拠点の三つを設定。休憩施設や駐車場のほか、名産品などの販売施設も備えたい考えだ。市は15年度に基本計画・基本設計を行った上で、敷地面積を決める。用地を買収し、整備していく。

市道路建設課は「道の駅を活用して、夏季だけでなく年間を通じた観光客誘致につなげたい」と話している。

市民説明会を11月17、27日の午後7時から市役所で開き、候補地選定の経緯や整備の方向性などを説明する。当日先着各30人。問い合わせは市道路建設課電話0467(82)1111。

【神奈川新聞】

 
 

防災に関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング