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芥川賞作家、郷静子さんが死去

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年10月15日(水) 11:22

戦時中の体験を描いた小説「れくいえむ」で1973年の芥川賞を受賞した作家の郷静子(ごう・しずこ、本名山口三千子=やまぐち・みちこ)さんが9月30日に老衰で死去していたことが14日、分かった。85歳。横浜市西区出身、磯子区在住。

鶴見高等女学校(現鶴見大学付属中学校・高等学校)を卒業。終戦後は結核療養生活を送る傍ら日本文学学校に通い、野間宏の影響を受けた。その後、アルバイトをしながら創作を始め、同人誌「横浜文学」の創刊に参加した。

結婚、子育てを経て文学から離れた時期もあったが、72年に空襲下の軍国少女の姿を通して戦争の非情を訴える作品「れくいえむ」を「文学界」に発表し、世に出た。

主婦業をしながら横浜文学を中心に短編やエッセーを発表。「色のない絵」(75年)「夕空晴れて」(79年)などの小説やルポルタージュ「わたしの横浜」(82年)を出版した。

自らの農村生活を素材に描いた時代小説「草莽」を発表した2003年を最後に、創作からは遠ざかっていた。

近年は港南区のケア付き老人施設に入所し、寝たきりの状態が続いていたという。

【神奈川新聞】

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