マイカーを使わず、公共交通機関や自転車、徒歩で街に出ようという「横浜カーフリーデー」(実行委員会主催)が23日、横浜市中区の日本大通り、横浜公園で行われた。22日に世界2千以上の都市で行われたカーフリーデーに呼応した。自転車の運転についてのアドバイスや次世代型路面電車(LRT)のパネル展示などを行い、環境に優しい交通をアピールした。
会場では、市交通局や相鉄、横浜にLRTを走らせる会、クルマ社会を問いなおす会のほか、ミドリムシからつくるバイオ燃料のバスなど約40のコーナーが設けられ、公共交通機関の利用などをアピールした。
プロ自転車チーム「チーム右京」のコーナーでは、自転車の乗り方診断や、トレーニング方法をアドバイス。自転車メーカーのパナソニックサイクルテックは電動アシスト自転車の試乗会を行い、家族連れらは「少し踏むだけですっと進む」などと試乗を楽しんでいた。
市消防音楽隊と参加者によるパレードや横浜一輪車協会のパフォーマンスなど、多彩なイベントも繰り広げられた。実行委の大内えりか理事長は「ひと、まち、環境にやさしい交通のあり方を考えてほしい」と訴えていた。
【神奈川新聞】