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結成20年アジカン ラジオ局イベントで若手と競演 

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年12月4日(日) 12:01

東京・豊洲で行われたラジオ局のイベントに登場した、アジアン・カンフー・ジェネレーション
東京・豊洲で行われたラジオ局のイベントに登場した、アジアン・カンフー・ジェネレーション

 北海道から福岡まで五つのFMラジオ局が共同で企画したライブイベント「LIVE FOR THE NEXT」が1日、豊洲PIT(東京都江東区)で最終日を迎え、テーマ曲を提供したロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション(アジカン)」が登場、インディーズバンドらと競演した。

 イベントは、東京の「J-WAVE」、大阪の「FM802」などが共同し2013年から行う企画で、11月の愛知公演を皮切りに5カ所で行ってきた。今年のテーマは、「NEXT GENERATION」で、各地で行われたオーディションを勝ち抜いた次世代を担うアーティストが、オープニングアクトを担当。東京会場では、「音楽の価値を取り戻しに来ました!」と宣誓した3人組「INNOSENT in FORMAL」が大役を務めた。

 5会場全て異なるインディーズバンドが、アジカンと対バン。千秋楽では、4人組の「KEYTALK」が舞台に上がり、新曲「Love Me」など10曲を熱唱した。ギターの小野武正は「八木(優樹)ちゃん、オレらアジカン、カバーしていたよね」と、「羅針盤」のメロディーを弾いてみせるなどして、喜びを体現。「祭りとダンスがないと終われない」と続けた終盤には、ボーカル・ギターの寺中友将が、景気づけにとノンアルコールビールを一気飲みするなど、はちゃめちゃなステージで盛り上げた。

 “アジカン先輩”と慕われた4人は、4月に結成20年を迎えた。駆け出して登場した後輩たちとは一転、ベースの山田貴洋(39)を筆頭に静かにそれぞれの持ち場に着くと、ボーカル・ギターの後藤正文(40)が大歓声を背に、「Easter/復活祭」のギターイントロを、真っ赤に染まった舞台で、警鐘のように奏で始めた。

 2003年のメジャーデビュー曲「未来の破片」に続けて披露したのは、最新シングル「ブラッドサーキュレーター」。4人が放つ音を受け止めた会場の温度が、どんどん上がっていった。

 ライブの翌日に40歳の誕生日を迎えた後藤は、「若者に負けていられない。出る杭は1回打ち込んでおかないと」と笑わせ、「戻らない青春に向けて歌います」と「ソラニン」を披露。アンコールでは、後藤が「オレたち“G”TALKっていいます」と、KEYTALKの小野とともに再登場。自身のギターを小野に預けると、スタンドマイクを抜き踊りながら、アジカンの「君という花」で共演し、3千人を楽しませた。

 セルフカバーアルバム「ソルファ」発売したばかりのアジカンは、17日の千葉・幕張メッセイベントホールを皮切りに、来年1月14日の福岡・福岡国際センターまで7公演を行う。










KEYTALKのステージ
KEYTALKのステージ







オープニングアクトを務めたINNOSENT in FORMAL
オープニングアクトを務めたINNOSENT in FORMAL
 
 

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