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藤沢・遊行寺 90年ぶりに地蔵堂再建

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年9月3日(水) 03:00

「平成の大修理」を経て地蔵堂に安置された地蔵像=藤沢・遊行寺
「平成の大修理」を経て地蔵堂に安置された地蔵像=藤沢・遊行寺

藤沢市西富の時宗総本山遊行寺(法主(ほっす)・他阿真円(たあしんえん)上人)で、地蔵菩薩像の「平成の大修理」が完了した。関東大震災で失った地蔵堂も本堂前に約90年ぶりに再建された。東日本大震災の被災者の鎮魂や地域の安寧を願ってのもので、15日午後3時に落慶法要が行われる。地蔵像「日限地蔵尊」は木造で高さおよそ3メートル。鎌倉の仏師に依頼して2年半かけて解体修理し、欠けた部分をヒノキで補修したり、表面の古くなった漆を取り除いたりして、古色仕上げを行った。修理の過程で江戸時代の1721年に制作されたことが分かったという。

東日本大震災を機に、震災や風水害の犠牲者を鎮魂するため全国の宗門寺院や檀信徒に寄付を呼びかけて修理した。約90年ぶりに再建された地蔵堂は木造平屋で延べ床面積約40平方メートル。同寺は「解体修理中に(像の)胎内から『少病少悩』などの文字が出てきた。病や悩みが少なくなるようにとの願いで、地域の安寧を祈願していきたい」と話している。

同寺の門前は東海道の藤沢宿として栄え、大正時代までは道中安全を祈願するために地蔵像に詣でる人々でにぎわった。1923年の関東大震災で本堂をはじめ地蔵堂も倒壊。傷ついた地蔵像も応急処置を施して本堂内に安置されてきた。

【神奈川新聞】

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