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按針ゆかりの4市が災害協定

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年8月12日(火) 03:00

災害応援協定書に調印する横須賀市の吉田雄人市長(左から2人目)ら=静岡県伊東市
災害応援協定書に調印する横須賀市の吉田雄人市長(左から2人目)ら=静岡県伊東市

徳川家康の外交顧問を務めた三浦按針(ウィリアム・アダムス)にゆかりのある横須賀などの市長が一堂に会した「第2回ANJINサミット」が10日、静岡県伊東市で開催された。大規模災害時に相互応援する協定書の調印式も行われ、按針が導いた絆をさらに強めた。

同サミットは、逸見地区に按針の屋敷があった横須賀市、按針が船で漂着した大分県臼杵市、按針が日本初の洋式帆船を建造した伊東市、按針臨終の地・長崎県平戸市の4市で構成する。この日は台風の影響で欠席した臼杵市長を除く3市長が調印式に臨んだ。

4市が締結した災害応援協定書は、構成市が被災した場合、被災していない構成市が協力し合って応援物資などを提供するというもの。協定の実効性を高めるため、普段から交流に努めるとしている。

会場では、按針の菩提寺である浄土寺(横須賀市)の逸見道郎住職が「按針の魅力」と題する基調講演を行い、「按針は献身的な日本人と出会ったことで、自身の考え方や生き方が変わり、人々に親しまれたのではないか」などと述べた。

最後に横須賀市の吉田雄人市長が同サミットの大会宣言を発表。今後も、4市はNHKの大河ドラマ化などに向け連携して取り組んでいくことを誓った。

サミットに先立って第68回按針祭の式典が開かれ、1611年にスペイン国王フェリペ3世から徳川家康に贈られ、久能山東照宮(静岡市)で保管されてきたぜんまい式西洋時計のレプリカが伊東市に贈呈された。

西洋時計は国指定重要文化財。スペイン船が千葉県沖で難破した際、乗組員を手厚く保護し、出国させてもらったお礼に寄贈されたという。出国時に乗った船は、按針が伊東で建造した洋式帆船だった。

【神奈川新聞】

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