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戦艦陸奥の主砲「里帰り」に協力を 小泉進次郎議員らが訴え

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年8月9日(土) 03:00

陸奥主砲の里帰りの意義などを語る小泉衆院議員(右)と斎藤元統合幕僚長=横須賀商議所
陸奥主砲の里帰りの意義などを語る小泉衆院議員(右)と斎藤元統合幕僚長=横須賀商議所

横須賀で建造され、現在は「船の科学館」(東京都品川区)が所有する戦艦陸奥の主砲の「里帰り」を目指し、横須賀の政財界などが移設費を確保するための募金活動を始める。発起人の小泉進次郎衆院議員は8日会見し、「横須賀の大きな夢の第一歩。近代化、海洋開発、歴史という三つを兼ね備えた横須賀のアイデンティティーをもう一度盛り上げるための一里塚だ」と訴えた。

小泉氏ら地元国会議員、横須賀の市長、議長、商工会議所会頭と、地元出身で元統合幕僚長の斎藤隆氏が発起人となり、5月に「陸奥主砲里帰りを支援する会(陸奥の会)」を設立。約2万5千人の署名を集め、今月4日に船の科学館へ譲渡を要望した。

陸奥は1921年に横須賀海軍工廠で建造。36年に同工廠で大改修が行われ、今回移設を求めている主砲が搭載された。陸奥は43年に瀬戸内海で原因不明の爆発により沈没。70年代初頭に引き揚げられた。

主砲は全長約19メートルで約100トン。東京オリンピックに伴う再開発で現在の展示場所から移設が求められているため、活動を始めたという。移設先の第1候補はヴェルニー公園で、建造から80周年の2016年9月の里帰りを目指している。移設費を賄うための募金額は、3、4千万円を目標に据えている。

斎藤氏は「主砲は単なる鉄の塊ではなく、4層になっている。古来続いてきた刀鍛冶や精錬などの技術力があったからできた。戦後の復興や発展も、こういう技術があったからできた」と力説。

小泉氏は「当時のイノベーションを発揮してできたのが陸奥の主砲。構造がどうなっているのか、技術はどういう歴史から生まれたのか考えることは、教育のツールとしても、横須賀に人を呼び込むツールとしても有効だ」などと話した。

【神奈川新聞】

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