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兼好法師の最新研究を紹介 金沢区との縁探る、県立金沢文庫で特別展

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年6月12日(木) 11:34

徒然草の一場面が描かれた「徒然草屏風」(県立金沢文庫所蔵)
徒然草の一場面が描かれた「徒然草屏風」(県立金沢文庫所蔵)

日本三大随筆の一つである「徒然草」の筆者で、武蔵国・金沢(現横浜市金沢区)で暮らしたこともある兼好法師の最新研究を紹介する特別展「徒然草と兼好法師」が、県立金沢文庫(横浜市金沢区)で開かれている。国の重要文化財の古文書7点のほか、古典籍、絵巻、屏風(びょうぶ)など約70点を展示。兼好法師と金沢との結びつきにも光を当てる。

兼好法師は、鎌倉から南北朝時代に活躍した歌人。若いころに金沢文庫周辺に住んでおり、金沢貞顕に仕えていたとの説もある。同館には資料も多く所蔵され、ゆかりが深いという。

徒然草にも「へなたり(巻き貝のこと)」など、金沢独特の言葉が記されている一節があり、近辺に住んでいた手掛かりとなった。同展では、該当部分の古文書を紹介しているほか、教科書などでおなじみの兼好法師が書を読む肖像が(狩野探幽作)も展示している。

兼好法師は、かつて吉田神社の一族とされ、「吉田兼好」と呼ばれていた。だが実際は、室町時代に京都で「吉田神道」を大成させた吉田兼倶(かねとも)が、家格を上げるために血縁関係のない兼好を系図に取り込んでいたことを小川剛生慶大准教授が解明。今年3月、論文で発表した。「出自や誰に仕えたかなど、新しい考え方に基づき、所蔵の資料を見直し、今回の展示に盛り込んだ」と高橋悠介学芸員。

22日まで。一般400円。県立金沢文庫電話045(701)9069。

【神奈川新聞】

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