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「社史ができるまで」の講演会が県立川崎図書館で3年目、企業広報マンらが紹介

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年6月11日(水) 11:30

大勢の受講者が詰めかける「社史ができるまで」講演会=川崎市川崎区の県立川崎図書館
大勢の受講者が詰めかける「社史ができるまで」講演会=川崎市川崎区の県立川崎図書館

全国屈指の会社史、団体史コレクションを誇る県立川崎図書館(川崎市川崎区)で、「社史ができるまで」と題した講演会が好評を博している。企業の広報担当者らを招き、編集の舞台裏やこだわりを語ってもらう試みは3年目に突入。7月4日には12回目の講演会が予定され、ひもといた社史を合計すると「千年分」(同図書館)のロングランとなる。

100平方メートルほどの会議室に用意した50席は、ビジネスマンやシニア世代の男女らで埋まった。6月6日、食品メーカー「味の素」の百年史を題材にした講演会。本編だけで計763ページという社史の重みをずしりと感じながら、編さん担当者の話に耳を傾けた。

応募数が定員を上回ることが多く、この日は「会社の成り立ちや事業内容に興味があった」という80代女性(同区)の姿も。味の素は市内に工場を構える地元企業でもあり、特に人気を集めた。

「社史といっても特色はさまざま。『どうやって作るの』という私の好奇心から始まった」と、同図書館の司書、高田高史さんは言う。2012年6月に始めた当初は1回限りの企画だったが、蔵書1万7千冊以上という社史類の活用につなげようと、不定期ながら開催を続けている。

参加者の中には、社史編集に携わる会社員もおり、遠く名古屋や大阪から駆け付ける人も。「80年史の次に百年史といっても、当時の担当者がいないケースが多い」と高田さん。公の場で他社の取り組みを学べるメリットを強調する。

これまでに食品や化粧品、出版社、複写機メーカーなど幅広い業界の社史を題材に、講演会を重ねてきた。次回12回目は外資系の経営コンサルティング会社「アクセンチュア」の50年史がテーマで、12社分の社史を合算すると1030年分に達するという。

企業の広報マンが講師役を務めることもあり、沿革の説明やPRはお手のもの。分厚い社史には抵抗があるという人にも、親しみやすい内容となっている。高田さんは「会社の歴史を知ることは、商品への愛着にもつながる」と話している。講演会の問い合わせは、同図書館電話044(233)4537。

【神奈川新聞】

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