包括的提携を結んでいる東海大学と伊勢原市は、6月から共同で実施する「健康クラブ」の参加者の募集を始める。運動と健康をテーマに、同大の多様な専門分野から指導者が集まり、運動教室や講義が約1年にわたって開催される。
健康クラブは月2回開催。コースは(1)体力づくり教室(ストレッチなど)(2)ダンス教室(ボクササイズなど)(3)スポーツ教室(ヨガなど)-に分かれるが、各教室を超えて参加することも可能。
(1)では、「がんと緩和ケア」の講義に「体ほぐしと柔軟体操」の運動と、それぞれがセットになるような形で、介護やメンタルヘルス、生活習慣病など、各テーマに沿って行われる。(2)(3)にも専門の指導者がつく。
伊勢原市と同市に医学部を持つ同大は、2008年に包括提携を結び、その知識などを地域サービスに生かそうと取り組んでいる。
健康クラブは15日から受け付け開始で、参加費は7千円。(1)は同大伊勢原校舎で、(2)(3)は市体育館で行われる。定員は50人。問い合わせは、市教委スポーツ課電話0463(94)4711、内線5352。
【神奈川新聞】