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将棋アマ竜王戦で小6の宮武君が準優勝、県代表として全国大会出場へ

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年4月30日(水) 03:00

歴代最年少で神奈川代表の座をつかんだ宮武知也君=29日、横浜市中区の日本将棋連盟県支部連合会事務所
歴代最年少で神奈川代表の座をつかんだ宮武知也君=29日、横浜市中区の日本将棋連盟県支部連合会事務所

将棋の第27回アマチュア竜王戦県予選の決勝が29日、横浜市中区で行われ、同市立洋光台第三小6年の宮武知也君(11)が準優勝し、県代表の座を獲得した。同大会の神奈川県予選では歴代最年少の快挙。優勝した小木ポールさん(29)とともに、6月21、22日に山形県天童市で行われる全国大会に出場する。

宮武君はアマ五段の腕前。群馬県に住んでいた3年生のころに将棋を始め、2013年には全国小学生倉敷王将戦で同県代表になるなど活躍した。昨年6月、横浜市磯子区に転居し、強豪が集まる東京・蒲田将棋クラブで腕を磨いている。好きな棋士は羽生善治3冠と木村一基八段だという。

県予選は27、29日に開催され、県内に住む112人が出場。小学生5人を含む56人が決勝トーナメントに進んだ。宮武君は予選を2勝1敗で通過すると、決勝トーナメントで3連勝してベスト8入りした。

準々決勝では、県代表経験のある小林悟さんに快勝。県代表の懸かった小川勝歩さんとの準決勝は、互いの玉が相手の陣地に入る大熱戦となった。形勢は二転三転したが、346手に及ぶ戦いを制した。将来の夢は「プロ棋士になること」と目を輝かせた宮武君。全国大会に向けて「予選突破が目標」と笑顔で語った。

【神奈川新聞】

 
 

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