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ZARD駅メロ化に向け、故郷・渋沢駅で活動着々

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年4月24日(木) 03:00

大勢の人が足を止めて演奏に聴き入った路上ライブ=20日、渋沢駅前
大勢の人が足を止めて演奏に聴き入った路上ライブ=20日、渋沢駅前

「負けないで」など数々の名曲で知られる「ZARD」のボーカル坂井泉水さん=享年(40)=の地元、小田急線渋沢駅で、その楽曲を電車の発着時の「駅メロ」に採用してもらおうという活動が進んでいる。ファンの有志が始めた取り組みに、地元でも着実に理解が広がっている。20日は同駅前でコピーバンドによる路上ライブも行われた。

史上最多のアルバム9作連続のミリオンヒットという記録を持つZARD。坂井さんは2007年に闘病中の事故で亡くなったが、音楽事務所が現在もフィルムコンサートを開くなど、ファンは今もなお多い。

「でも記念館やモニュメントなどが何もなく、ファンとしては思いを託せる場がない。駅メロがその一つの形となればと思った」

発起人である幸さん(52)=仮名=が「HADANO EKIMERO」を結成。同志とともに11年から活動を始めた。

とはいえ、小田急をはじめ音楽事務所や遺族、市、地元など多方面の理解がなければ実現は難しい。3年を経てようやく協力体制が輪になってきたところだ。

20日の路上ライブもその結実の一つ。秦野市西商店会連合会の関野茂信会長が、駅前で営む渋沢百貨店の店頭スペースを提供。「渋沢が秦野の名所になるかもしれないし、実現させてあげたい」とおとこ気を見せる。

古谷義幸秦野市長も「まだ詰める部分もあるが、時が来たら自分が小田急に出向く」と約束。市の協力は何より強力な援護になる。

坂井さんは「pray」(祈り)という曲でこうつづる。

あの懐かしい故郷へ いつか帰りたいと

雨の日はそう願う

幸さんは「実は故郷を歌った曲も多い。音という形で地元に残ることは、本人も一番喜ぶはず」と亡きボーカリストに思いをはせる。

小田急では海老名駅と本厚木駅で地元出身の「いきものがかり」の曲を、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアム近くの登戸、向ケ丘遊園駅ではアニメの主題歌を採用するなどしている。

◆坂井 泉水さん 1967年生まれ。秦野市内の小中学校、県立伊志田高校、松蔭女子短大卒業。91年にZARDのボーカルとしてデビュー。ほとんどの楽曲の作詞を手がけ、「負けないで」「揺れる思い」「マイフレンド」など数々のミリオンヒットを生んだ。

【神奈川新聞】

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