他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. 脳活性化にそろばん、川崎でシニア向け教室

脳活性化にそろばん、川崎でシニア向け教室

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年4月9日(水) 03:00

講師の指導を受けながら、そろばんを学ぶ受講者=川崎区
講師の指導を受けながら、そろばんを学ぶ受講者=川崎区

脳のリフレッシュに再び脚光-。シニア世代を対象にした「いきいきそろばん教室」が8日、川崎市川崎区で始まった。頭の回転を良くし、指先を使うことから健康に良いと言われるなど、あらためて効果が注目されているそろばん。健康づくりを支援しようと、川崎商工会議所と川崎珠算協会が連携して開講した教室で、初日は57~83歳の26人が参加。基礎的な指の使い方などを学んだ。

「計算する時はちゃんと左手でそろばんを持ってください!」

同商議所の2階会議室にそろばんをはじく音が響く。参加者は講師の指導を受けながら、真剣な表情で指の使い方や玉の動かし方などを学んでいた。

同協会の渡邉伸一理事長(66)によると、そろばんは集中力や情報を処理する能力、脳の活性化などに役立つとされ、ここ数年人気が復活。子どもたちを中心に検定試験の受験者数も増えているという。

「そろばんをしたのは小学校以来約70年ぶり」と話すのは、横浜市旭区の主婦(80)。「最近何か集中してやることも少なくなったので、頭のトレーニングをしたいと思って」と参加理由を話す。この日は1桁の足し算や引き算を学習。「指の使い方でまだ勘違いすることが多かった。これからも頑張って続けたい」と笑顔で話した。

第2・4火曜の毎月2回開講。次回は22日で受講料は1回につき千円。1こま50分で、同協会会員でそろばん教室の経営者らが講師を務める。渡邉理事長は「脳の活性化のためにも外に出てそろばんを習ってほしい」と参加を呼び掛けている。問い合わせは同商議所電話044(211)4113。

【神奈川新聞】

 
 

シニア世代に関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング