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開成町と大井町結ぶ「足柄紫水大橋」が16日開通/神奈川

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年3月14日(金) 04:00

16日に開通する足柄紫水大橋。右側後方には富士山頂がのぞく=大井町金手
16日に開通する足柄紫水大橋。右側後方には富士山頂がのぞく=大井町金手

酒匂川を隔てて隣接する開成町吉田島と大井町金手を結ぶ橋の名称が「足柄紫水大橋」に決まり、16日に開通する。既存の足柄大橋と報徳橋の渋滞緩和に加え、両町民の交流深化など地域活性化に期待が高まっている。

地元の要望を受け、2006年に着工した紫水大橋の総工費は約80億円。全長約980メートルで、片側1車線、両側に設けられた幅約4メートルの歩道からは、富士山や箱根外輪山が望める。公募で決まった名称は、両町の花のアジサイ(紫陽花=開成)とスイセン(水仙=大井)にちなんでいる。

設置場所は、足柄大橋と報徳橋のほぼ中間。既存の二つの橋は朝晩の渋滞が激しく、県などは新橋開通による交通量の分散に期待を寄せている。大井町側では、新橋と国道255号を結ぶ道路の整備を検討しており、さらなる利便性向上も図られそうだ。

また、開成町が橋周辺の南部地区で進めている区画整理は、15年3月末に終了する予定。約1200人が新たに居住すると見込んでおり、両町は地域住民の交流につなげたい考え。大井町側の住民にとっては、小田急線開成駅へのアクセスが改善されるという。

開成町の辻村昌美・下島自治会長(68)は「開通を待ち望んでいた。より住みやすくなって、地域が元気になればうれしい」。大井町の橋本一男・西大井自治会長(66)は「バスの本数が少ないので、開成駅まで歩いていけるようになるのはありがたい」と歓迎している。

開通は午後2時。午前10時半から、開成町側で地場産野菜の販売や飲食の出店、伝統芸能などのステージイベントを予定している。

【神奈川新聞】

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