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「忘れない」曲に込め、ミューザ川崎で慈善公演

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年3月12日(水) 01:10

被災地の復興を祈り演奏する音楽家ら
被災地の復興を祈り演奏する音楽家ら

東日本大震災で天井が崩落する被害を受け、昨年4月にリニューアルオープンした「ミューザ川崎シンフォニーホール」(川崎市幸区)で11日、復興支援を目的とした無料チャリティーコンサートが開かれた。同ホールアドバイザーを務めるパイプオルガン奏者の松居直美さんら音楽家8人が出演。「届けたい、音楽の心」をテーマに、約10曲を披露した。

コンサートは松居さんと、国際的ピアニストの小川典子さん、ジャズピアニストの佐山雅弘さんのホールアドバイザー3人が、震災を風化させないようにと発案。水谷晃さん(バイオリン)や川本嘉子さん(ビオラ)ら、3人が親しいゲストを招き、「鎮魂」と「希望」をコンセプトにバッハやブラームスなどを演奏した。

午後2時半に開演し、同2時46分には出演者と来場者約1500人が全員で黙とう。佐山さんは「僕たちにできるのは、一人一人が忘れないこと」とあいさつした。最後は出演者全員で、川崎生まれの坂本九さんが歌った「見上げてごらん夜の星を」を演奏。来場者も一緒に歌い、復興への思いを新たにした。

入場無料だが、会場では1人千円以上の寄付金を募った。同ホールによると、この日集まった174万8415円は、市の東日本大震災被災者等支援基金に全額寄付される。

震災当時仙台市のマンションにいて、現在は夫の転勤で東京都杉並区に住む主婦の磯辺智子さん(51)は、「津波で亡くなった石巻の友人の両親を思って黙とうしました。福島にはまだ家に戻れない人も多く、そういう人がいることを忘れずに生活していきたい」と話していた。

【神奈川新聞】

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