1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. この辛さたまんねえゼ 横浜銀蝿の翔さん発案ナポリタン

「ナポリタン」と「担々麺」を融合
この辛さたまんねえゼ 横浜銀蝿の翔さん発案ナポリタン

カルチャー | 神奈川新聞 | 2020年8月17日(月) 20:25


 戸塚駅東口で50年以上愛され続ける喫茶店に、一風変わった人気メニューがある。その名も「ナポリタンタン」。発案者は1980年代に“ツッパリ旋風”を巻き起こしたロックンローラーだ。果たして、どんな一品なのか?─ 「純喫茶モネ」を訪ねた。

 「ナポリタンタンという響きが、かわいいと思って」。ちゃめっ気たっぷりにこう話すのは、横浜市戸塚区出身でロックバンド「横浜銀蝿」のボーカル翔さん(62)だ。音楽で街を盛り上げ、地元に恩返しをしようと、同区にゆかりのあるアーティストを集めた戸塚音楽祭を2014年から発起人となって開催し、そのコラボ商品にと、2年ほど前に同店に開発を依頼した。


ナポリタンタンを薦める翔さん
ナポリタンタンを薦める翔さん

 名称から分かるように「ナポリタン」と「担々麺」を融合させた一品。担々麺好きの同店スタッフが、おいしさをとことん追求し、現在の味を完成させた。ナポリタンに使う太麺とタマネギ、ピーマン、ハムをラー油で炒め、その上にピーナツクリーム、みそ、コチュジャン(唐辛子入り調味料)などを調合した特製ソースがかかっている。

 出来たての何とも言えない香ばしい匂いに、たまらず大口を開けてパクリ。もっちりした弾力のある麺にソースがたっぷり絡みつく。こくがあって濃厚で、ピリッとパンチの利いた辛さが追い掛けてくる。トッピングのキュウリが辛さを和らげ、シャキシャキ食感がアクセントに。これは癖になる。期間限定品の予定が、リピーターの続出で定番化したことに思わず納得。

 翔さんはナポリタンタンを発案したものの、「辛い物は好き、だけど苦手」だそうで、後輩らと訪れた際に一口二口食べて、残りはみんなに食べてもらうのがお決まりなのだとか。料理のお供には「翔ブレンド」を飲むのが“通”の楽しみ方。こちらも翔さんが濃いめのホットコーヒーを注文したのを機に誕生したメニューで、深いりのアイスコーヒー用のオリジナルブレンドをホットで提供している。「ちなみに『翔ブレンドロック』は、いわゆるアイスコーヒーね」とにやり。


2代目マスターの片山大蔵さん
2代目マスターの片山大蔵さん

 このような楽しいコラボが実現できるのも、翔さんの高校時代からの行きつけだから。2代目マスターの片山大蔵さん(52)は中学の後輩で、地元ラジオ局「エフエム戸塚」の番組で一緒にパーソナリティーも務める間柄。片山さんは地域活性化を目的に25年前から戸塚駅周辺でコンサートを主催し、多くのイベントも展開してきた。「地元の魅力を翔さんと共に全国に発信していきたい」と同音楽祭にも協力している。

 翔さんは「街の交流を大切にしてきた大ちゃん(片山さん)がいるから、地域やイベントがまとまる」と感謝の言葉を口にし、「今年の夏はコロナ禍で音楽祭が中止になったけれど、ナポリタンタンを食べて気分を盛り上げてほしい」と、サングラス越しに笑みをこぼした。



純喫茶モネ
横浜市戸塚区戸塚町10、ラピス1ビル2階。戸塚駅東口徒歩すぐ。午前7時~午後7時半(当面の間)。水曜休み。電話045(864)6834。

●ナポリタンタン(740円)、ドリンクセット(1020円)
●翔ブレンド、翔ブレンドロック(各420円)

ナポリタンに関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング