
伊勢原市岡崎出身で若手舞踊家の五條詠二さん(37)が郷土ゆかりの武将・太田道灌を演じる特別公演「舞劇『太田道灌』戦乱の蜉蝣(かげろう)」が2月1日、同市田中の伊勢原市民文化会館大ホールで開かれる。
3歳から日本舞踊を習い始めた五條さんは、市立竹園小学校、同伊勢原中学校、県立弥栄西高校を卒業後、英国に留学。日本舞踊「五條流」の師範として国内外で公演を重ねている。
今回の公演で演じられる道灌は江戸城を築城したことで知られ、1486年に主君の上杉定正に伊勢原市内で暗殺されたとされる。公演では、和歌や連歌を愛した優れた文化人でもある道灌の生涯を舞劇として披露する。
五條詠二さんの小学校時代の教諭で後援会事務局長を務める小林功治さん(69)は「子どもの時から活発で運動神経も良かった。いろいろなジャンルの踊りに挑戦しており、切れの良い舞踊を多くの人に見ていただきたい」と来場を呼び掛けている。
当日は正午開場、午後0時半開演。全席自由席2800円。チケットの申し込み、問い合わせは後援会事務局電話0463(92)7327。
【神奈川新聞】