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文化伝承へ「方言劇」、19年ぶり上演へ 住民グループが昔の日常生活再現/相模原

カルチャー | 神奈川新聞 | 2014年1月16日(木) 00:08

緑区村芝居フェスタに向けてリハーサルを行う「千木良の昔を知る会」メンバーら=相模原市緑区のもみじホール城山
緑区村芝居フェスタに向けてリハーサルを行う「千木良の昔を知る会」メンバーら=相模原市緑区のもみじホール城山

相模原市緑区千木良で19年前の上演を最後に途絶えた村芝居が、18日に復活することになった。戦後間もないころまでの地域の日常生活を、地元で使われてきた方言で演じる寸劇。当時の出演者の中には既に亡くなった人もいる中で、再演に立ち上がった人たちは「地域の歴史を劇を通じて残していきたい」との思いを強くしている。

寸劇を演じるのは「千木良の昔を知る会」。地域の住民グループが20年ほど前に地元の方言を調べ、成果を地域に伝えるために作った「お小昼(こじゅう)のひととき」を上演する。「お小昼」は午後のおやつの時間のことで、農家のだんらんを再現した「方言劇」に仕立てた。小学校や公民館で演じたが、グループは1995年に解散、“お蔵入り”となっていた。

「地域の昔の暮らしや方言などを後世に伝えていこう」。今回、区の村芝居フェスタを機に活動を再開するため、当時を知る関係者らが昨年暮れ、新たなグループを結成した。会員は10人。前回に続き活動に加わる副会長の鈴木加代子さん(72)によると、当時の会員のうち亡くなったり参加できなかったりする人も少なくなく、新たなメンバーが半数加わった。

自宅に眠っていた台本を基に、会員が読み合わせを重ねてきた。17日の最終リハーサルを経て当日を迎える。「今は使わない方言もある」と鈴木さん。例えば、「おっぴしょれた」は「折れた」、「たまかにする」は「物を大切にする」。「年のせいでなかなか覚えられない」と苦笑するが、それでも「地域の文化を後世に残すのはいいこと」と、長男役に張り切っている。

ナレーターを務める西本美弥子さん(65)は初参加。地元の出身で、「前回、小学校で劇を見て感動した。地域の人が方言でつながっているのを感じた」と、子どものころに親の世代が話していたのを思い出したという。

当日は、劇中に使われる方言と標準語の対比表を来場者に配布、楽しんでもらう予定だ。

村芝居が再演されるのは、もみじホール城山(同区久保沢)で開催される区の「村芝居フェスタ」。他に区内から3団体が出演する。問い合わせは、緑区魅力づくり事業実行委員会(緑区地域政策課内)電話042(775)8801。

【神奈川新聞】

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