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料理研究家の武田昌美さんインタビュー
きらり☆光る子どもの感性 「親子料理」の薦め

カルチャー | 神奈川新聞 | 2020年8月4日(火) 19:36

野菜や肉を自由にパイシートに乗せる子どもたち(武田昌美さん提供)
野菜や肉を自由にパイシートに乗せる子どもたち(武田昌美さん提供)

 コロナ禍によって家で過ごす時間が増えそうなこの夏休み、親子で料理に挑戦するのもお薦めだ。「わが子の新たな一面に気が付くことができる」と語る子ども料理研究家の武田昌美さん(33)に、「親子料理」の魅力を聞いた。

 2歳以上を対象にした料理教室「リトルシェフクッキング」を運営し、延べ2千人超に教えてきた武田さん。「親子で共通の目的を持ちつつ料理をすることで、子どもの満足度がぐっと上がります」と話す。フライパンを使わずに作れるパングラタンやスコーンなど、幼い子どもでも簡単に取り組めるレシピが豊富にあるという。

 ちぎる、切る、並べる、まとめる…といった作業の繰り返しは、子どもの多彩な感覚も養う。大人は上手に作ろうと思ったり、子どもをせかしてしまったりしがちだが、焦りは禁物。「味や見た目にこだわらず、子どもが頑張る過程をおおらかに見守る姿勢が大切です」

 「そのプロセスの中で、好きなものや得意なことといった子どもの新たな一面を発見することができます」とも。さらに、一つのものを作り上げた充実感や人に食べてもらう喜びなど、料理によって得られるものは多いという。


料理の奥深さを発信する武田昌美さんと子どもたち(撮影・吾妻仁果)
料理の奥深さを発信する武田昌美さんと子どもたち(撮影・吾妻仁果)

 「面倒に思うなどして、親子で取り組むことに高いハードルを感じる人も少なくないですが、作るものは単純でいい。同じものを毎回作ってみようという心意気でいいと思います」

 小学生と幼稚園児の子どもがいる武田さん自身、親子でキッチンに立つ意義を実感した一人。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校・休園の間、在宅での仕事に追われながらも大切にしたのが子どもたちとの昼食作りだった。

 6歳の長女は独自のアレンジを楽しみ、4歳の長男はみるみる手先が器用に。ストレスをため込みやすい自粛期間中、料理を通じて親子の時間をつくり、達成感を得られた子どもたちは気持ちが満たされた様子だったという。

 たとえ失敗してもその経験は必ず生きると武田さん。「料理の過程で子どもの感性が光ります。ぜひ親子で一歩を踏み出してみてほしい」と呼び掛けている。

 リトルシェフクッキングは子ども向けレシピや食育動画をユーチューブで配信中のほか、オンラインレッスンも実施。問い合わせは同社のホームページで。

さくさくスコーン



材料(直径3センチ、8個分)

 薄力粉80グラム、ベーキングパウダー小さじ½、砂糖大さじ1、豆乳大さじ3、米油大さじ2、お酢小さじ½

作り方

①ボウルに豆乳、米油、酢を入れて泡立て器でよく混ぜる。

②①に粉類と砂糖を加え、ゴムべらでよくかき混ぜる。

③手で生地をボウルの中でひとまとめにする。

④まな板などの台に打ち粉をし、生地にも軽く打ち粉をして麺棒で伸ばす。

⑤生地を半分に折り畳み軽く押さえて、約10センチ×20センチになるまで生地を伸ばす。

⑥スケッパー(薄いカード型の調理器具)を使用して、生地を好みの大きさに切る。

⑦クッキングシートの上にスコーンを並べ、200度に予熱したオーブンで13分焼く。

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