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耳で聞き、口で覚える伝統芸能 3日と7日に「橋戸囃子」披露/横浜市

カルチャー | 神奈川新聞 | 2013年12月31日(火) 19:28

橋戸囃子の練習に励む保存会のメンバーら=横浜市瀬谷区橋戸
橋戸囃子の練習に励む保存会のメンバーら=横浜市瀬谷区橋戸

横浜市瀬谷区橋戸で約140年間、受け継がれてきた伝統芸能がある。市指定の無形民俗文化財「橋戸囃子(はやし)」。譜面がなく、「耳で聞き、口で覚える」伝統芸能として、地域の左馬社(さましゃ)の氏子が代々伝えてきた。3日に獅子舞とお囃子が地域の約200世帯を練り歩くほか、7日には出初め式と瀬谷区新年祝賀会で披露し、新年を彩る。

保存しているのは「郷土芸能保存会橋戸囃子連」。芝本重次会長(79)によると、橋戸囃子は東京神田下町囃子の流れをくみ、明治初期に同地域に伝えられた。同社の祭礼などで盛んに演じられていたが、戦争中は一時中断。戦後に町内会の有志が集まり復活させた。1981年には市無形民俗文化財に指定され、今では祭礼以外にも年18回、区民祭りや老人会などで披露されている。演目は5曲。笛や太鼓などの演奏に合わせ、獅子舞やひょっとこが踊る。「テケテン、ツクツク…」と年長者が代々、口調で伝えてきたのが特徴だ。

保存会のメンバーは25人。父親と息子と一緒に3代で参加し、獅子舞を演じる青木博之さん(48)は「細かい動きは教えてもらえず、猫を見て獅子の動きを研究したりする。伝統芸能が途絶えないよう子どもたちに伝えていきたい」と話す。

芝本会長は「新年から橋戸囃子を見て良かったと言われるよう、最高の芸を披露したい」と意気込んでいる。

【神奈川新聞】

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