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【ミュージアム・ナビ】鎌倉市鏑木清方記念美術館
きらめく夏 清方と遊心庵

カルチャー | 神奈川新聞 | 2020年7月10日(金) 13:21

柳川春葉・著「母の心」木版口絵(1905年、鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵)
柳川春葉・著「母の心」木版口絵(1905年、鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵)

 江戸の風情を残す明治の風俗を好んで描いた近代日本画の巨匠、鏑木清方(1878~1972年)。42歳の時、現在の横浜市金沢区に別荘を構え、敷地内のあずまやを「遊心庵(ゆうしんあん)」と名付けた。夏になると家族や弟子、親しい人々と出掛けては海水浴や蛍狩りを楽しんだといい、絵日記やスケッチを残している。

 こうした遊心庵にゆかりのある作品や資料など約50点を展示。江戸時代から景勝地として知られた金沢八景に憧れを抱いていた清方が、別荘での生活を楽しみ、秋の展覧会に向けて英気を養っていた様子がうかがえる。

 代表作の一つ「朝涼(あさすず)」は、早朝に長女と散歩していた同地での習慣によるもの。空にまだ月が残る朝の冷気の中、ハスや稲田を背景にお下げ髪の少女がすっきりとした立ち姿で描かれている。当時、制作に迷いを感じていた清方が「全く自分を取り戻した」と語った自信作だ。

 ※日時予約制。8月25日まで。月曜休み。問い合わせは、電話0467(23)6405。

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