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日常に浸透する暴力の存在 東京国立近代美術館「アジアにめざめたら」

カルチャー | 神奈川新聞 | 2018年12月6日(木) 17:46

FXハルソ「もしこのクラッカーが本物の銃だったらどうする?」=東京国立近代美術館
FXハルソ「もしこのクラッカーが本物の銃だったらどうする?」=東京国立近代美術館

 日本、韓国、シンガポールの国立美術館などによる、アジアの戦後美術を再考する共同プロジェクト。1960年代から90年代の近代美術から現代美術への転換期に焦点を当て、アジア各地の10を超える国と地域の90組以上のアーティストによる約140点の作品を紹介する。植民地支配からの独立や急速な近代化、ベトナム戦争、民族間の対立など、社会を揺るがす大きな出来事の中で、美術とは何かを問い掛けた挑戦的な作品が並ぶ。ピンクのクラッカーで作られた大量の銃の山は、インドネシアのFXハルソノによる「もしこのクラッカーが本物の銃だったらどうする?」。日常に浸透する暴力の存在を鑑賞者に問う。

 ※12月24日まで。月曜休館。一般1200円ほか。東京メトロ東西線竹橋駅徒歩3分。問い合わせはハローダイヤル03(5777)8600。

 
 

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