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歴史や文化、歩いて学ぶ 相模原でスタンプラリー

カルチャー | 神奈川新聞 | 2018年11月12日(月) 12:15

照手姫伝説の伝承地(相模原市提供)
照手姫伝説の伝承地(相模原市提供)

 相模原市の中でも歴史的な面影の残る中央区上溝地区とその周辺を歩いて、地域の歴史や文化を知ろうと18日、スタンプラリー「中央区ぶらさんぽ」が開かれる。地元の旧家から昨年、大量に発見された相武電気鉄道の図面の展示もある。官民でつくる同区みらい協働プロジェクト実行委員会の主催。

 地元の照手姫(てるてひめ)伝説の伝承地や、照手の名前がついたハナモモが誕生した現在の横山公園、江戸末期から明治期にかけての医者で明治天皇の侍医になった伊東方成(ほうせい)の生家の碑、上溝市場の繁栄をしのぶ市場開設50周年の記念碑など、上溝地区と隣接する横山、星が丘両地区も含め計17カ所を選定した。

 その場所に詳しい地元住民らを「トコロジスト」として配置。参加者が関心のある場所を訪れてトコロジストに説明を聞き、スタンプを押してもらう。

 土蔵に長らく保管されていた資料の中から相武電気鉄道の図面が大量に見つかった社会福祉法人理事長・佐藤和夫さんもトコロジストの一人で、土蔵1階で図面の一部を展示する。同鉄道は東京・渋谷から上溝、愛川町に向けて計画され、一部着工されたものの、昭和初期の金融恐慌、世界恐慌の影響で中断された。今回は、幻に終わった同鉄道上溝駅舎や社宅の設計図などを展示する。

 スタンプラリーの開催時間は午前10時~午後3時。参加無料。問い合わせは、中央区役所地域振興課電話042(769)9801。


上溝市場開設50周年記念碑(相模原市提供)
上溝市場開設50周年記念碑(相模原市提供)
 
 

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