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横浜市指定文化財に3件 「銅造如来坐像」など追加

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年11月6日(日) 10:46

横浜市指定文化財に決まった銅造如来坐像(市教委提供)
横浜市指定文化財に決まった銅造如来坐像(市教委提供)

 横浜市は、市指定文化財に「銅造如来(にょらい)坐像(ざぞう)」など3件を決定した。「旧川合玉堂別邸(二松庵)」(金沢区富岡東)については、庭園を新たに指定する一方で、2013年10月に火災で全焼した主屋と表門の指定を解除した。正式な指定・登録は4日付。

 指定文化財は「国や県指定文化財以外で、横浜の歴史や文化、自然を理解するのに重要なもの」を基準に市文化財保護審議会が審査。今回で計159件となる。

 「銅造如来坐像」は松蔭寺(鶴見区東寺尾)が所有。関東では希少な飛鳥時代後期の金銅仏で、現存する市内最古の仏像彫刻。東京国立博物館へ寄託されている。

 ほかに指定された「宝生寺聖教(ほうしょうじしょうぎょう)」は、宝生寺(南区堀ノ内町)の所有。鎌倉時代から江戸時代までの1910点に上る聖教(経典)で、市域の中世の仏教文化を伝える貴重な文化財。県立金沢文庫へ寄託されている。

 「旧川合玉堂別邸」の庭園は、日本画家川合玉堂が1917年に建てた別荘の庭園で、かつての富岡地域が別荘地であった雰囲気を残している。

 
 

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