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殺陣、プロが手ほどき 小田原でワークショップ

カルチャー | 神奈川新聞 | 2018年10月17日(水) 02:00

殺陣体験ワークショップで、直々に参加者に手ほどきする合田雅吏さん(右)=小田原市中里、2018年10月14日撮影
殺陣体験ワークショップで、直々に参加者に手ほどきする合田雅吏さん(右)=小田原市中里、2018年10月14日撮影

 殺陣の魅力に触れるワークショップが14日、川東タウンセンターマロニエ(小田原市中里)で開かれた。「小田原ふるさと大使」で俳優の合田雅吏さんが総監修し、市内外の15人が参加。迫力あふれる妙技を間近にし、合田さんから直々に手ほどきも受けた。市や市民らでつくる実行委員会の主催。

 「水戸黄門」などに出演し、時代劇への思い入れが強い合田さんが、城があり「忍者の里」でもある小田原で、市民らに殺陣に親しんでもらおうと発案した。募集したところ県内外から54人の応募があり、抽選で選ばれた16~63歳の男女が参加した。

 講師を務めた殺陣師の米山勇樹さんが「殺陣は人に刀を当てず、映像や奥行きで戦っているように見せるもの」と説明。足や刀の動きについて解説しながら合田さんと共に見本を披露した。参加者は構えや斬り方などの基本を練習した後、3人ずつのチームに分かれて立ち合いにも挑戦した。

 市内に住む高校2年の坪倉梢子さん(16)は「刀を使ったアクションはかっこいい。相手と合わせて本格的に体験できて楽しかった」と話した。

 市文化政策課によると、文化・観光を担う人材を掘り起こし、地域の活性化を目指そうと初めて開催。東京五輪・パラリンピックの開催により多くの訪日外国人旅行者が見込まれる2020年に向けて、今後も殺陣体験ワークショップなどの開催を検討するとしている。

 
 

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