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東関東マーチングコンテストに挑む
川崎から全国切符を(下) 成長した姿恩師に届け、金程中

カルチャー | 神奈川新聞 | 2018年10月6日(土) 02:00

「音」にこだわり、成長著しい金程中学校吹奏楽部=川崎市麻生区の市立金程中学校
「音」にこだわり、成長著しい金程中学校吹奏楽部=川崎市麻生区の市立金程中学校

 7日に茨城県ひたちなか市で開かれる第24回東関東マーチングコンテストに、4年連続で挑戦する川崎市立金程中学校吹奏楽部(麻生区)。東関東大会ではここ3年、銀賞止まり。悲願の全国大会出場に向け、日々練習に励む音楽室には、今年のスローガン「進歩」の文字が掲げられている。

 ともに2010年に顧問となった渡邊寿子教諭、金谷里美教諭は、それぞれの楽器が奏でる「音」にこだわる。平日は各楽器ごとのパート練習を中心に「地に足の着いた真の音を出す」(渡邊教諭)ことを追求してきた。

 部員の多くは合唱にも力を入れており、今年の県合唱コンクールに出場して金賞を獲得した。正確な音程を身に付けるため、昼休みも費やして合唱などの練習に励んできた。マーチングでは自慢の柔らかな演奏の合間に、合唱のパートを組み込むなどオリジナリティーも特徴だ。

 地道な取り組みが実を結び、今年は県吹奏楽コンクールでも金賞を受賞。目覚ましい成長を遂げている。


校舎の廊下で、隊列の基本となるステップの幅を確認しながら練習する部員=川崎市麻生区の市立金程中学校
校舎の廊下で、隊列の基本となるステップの幅を確認しながら練習する部員=川崎市麻生区の市立金程中学校

 部員たちの意欲も旺盛だ。夏休み中も練習はもちろん、コンクールへの出場や商店街でのパレード、福祉施設での演奏などで休みなく活動してきた。行進の先頭に立つドラムメジャーの青山菜名さん(3年)は「合唱にマーチング、いろんなことをやることができてすごく楽しい」と充実した日々を笑顔で振り返る。

 7日のマーチングコンテストでは、恩師への感謝の思いも込めた演技を披露するつもりだ。渡邊教諭は本年度限りで再任用期間を終える。ずばずば本音で指摘する、厳しくも温かい指導があってこそ、ここまで来ることができたと、58人の全部員が実感している。高橋琉希也部長(3年)は「渡邊先生との残された時間を大切に悔いなく過ごしたい。自分たちが主体的に演奏することで、成長した姿を見せたい」。青山さんも「先生に会えて良かった。金賞を獲得できたらいいな」と意気込む。

 「マーチングに指揮者はいない。頼れるのは自分たちだけ。やり抜いて、自信につなげてもらいたい」。渡邊教諭はこれまで同様、大会を通じてさらなる教え子の成長を願っている。

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