薩摩琵琶の演奏団体「錦心流琵琶全国一水会」は、9月1日に川崎能楽堂(川崎区日進町)で「琵琶演奏 秋の会」を開催する。
錦心流は100年以上の歴史を持つ薩摩琵琶の流派。琵琶の音色に関心を持ってもらおうと、「舌切り雀」や「耳なし芳一」などをテーマに名曲を披露する活動を続けている。
今回は「平家物語特集」と題して、全国各地のベテラン演奏家8人が薩摩琵琶を奏でる。同会の塩田陽水副会長は「戦国時代から伝わる琵琶の美しい音色や歴史に触れてほしい」と来場を呼び掛けている。
午後2~4時。前売り1500円(当日1800円)。定員148人。申し込み・問い合わせは同会事務局電話03(3846)2447。