
KAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区)でこのほど、「夏フェス」気分を味わえる催し「キッズ・サマー・パーティー」が開かれた。今年の「キッズ・プログラム」の初企画。気軽に楽しめる空間が家族連れに好評で、来年も実施予定という。
7月の4日間、各日3回にわたって実施。KAAT大スタジオを高原のキャンプ場に見立て、計6組のアーティストがパフォーマンスを披露した。
演劇などの公演では未就学児や3歳以下の入場が認められないことが多い。乳児を連れてイベントに参加したいと願う保護者のニーズに応えようと企画した。
「1泊2日分の夏フェスを90分で楽しむ」をコンセプトに、昼間のライブに合わせて踊ったり、夕暮れに合わせてゆったりとした音楽を聴いたり。泣いても走ってもいい自由な空間で、子どもも大人も思い思いの「夏フェス」を堪能した。
各日250~330人近くが参加。KAATの担当者は「来年はキャンプ場とはまた違った『場所』でのフェスを提供したい」と話している。