神奈川県は5日、県内25カ所の海水浴場の水質検査の結果を発表した。環境省が定める水質判定基準で「適」が24カ所、「可」は1カ所と昨年から大幅に向上。「不適」はなかった。
検査は5月7~15日のうち2日間実施。水質が最良の「AA」だったのは長浜(横須賀市)、大浦、荒井浜、和田(いずれも三浦市)、片瀬東浜(藤沢市)、サザンビーチちがさき(茅ケ崎市)の6カ所だった。腸管出血性大腸菌O157、放射性物質は全ての海水浴場で検出されなかった。
海開きは6月29日の三浦海岸、大浦、和田(いずれも三浦市)、逗子(逗子市)を皮切りに、順次行われる。県生活衛生課は、喫煙ルールへの協力を呼び掛けるとともに、「事故のないように、ルールを守って楽しんでもらいたい」としている。