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紙芝居の魅力知って 相模女子大で実演

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年10月21日(金) 02:00

会場設営準備で神戸から運んだパネルを手に「多くの人に見てもらいたい」と語る青木さん=相模女子大・茜館
会場設営準備で神戸から運んだパネルを手に「多くの人に見てもらいたい」と語る青木さん=相模女子大・茜館

 三十数年前に相模原市内の市民講座で紙芝居に出合い、転居先の神戸でも紙芝居制作と実演を続ける青木昭子さん(70)が、活動成果を披露する「さがみはら紙芝居展」が21日から、相模女子大茜館(同市南区)で行われる。恩師への感謝の思いを込め、パネル展示や講演、実演を通じて紙芝居の奥深さや魅力を伝える。24日まで。

 専業主婦だった青木さんは1983年、同市内で紙芝居の普及に取り組んでいた佐藤美貴さんが指導する講座に参加。サークルを結成し、紙芝居の制作・実演に熱中した。98年に夫の転勤で相模原を離れた後も紙芝居の普及活動や研究を続けた。

 その成果の一つが「紙芝居の巨人」と呼ばれ、多くの紙芝居を作ったことで知られる児童文学作家の堀尾青史(1914~91年)の業績を紹介するパネル展示。2014年の堀尾の生誕100年に合わせて青木さんが企画した展示は好評を博し、作成したパネルの貸し出し要望が相次いだ。

 佐藤さんは堀尾と親交があったが、13年に94歳で亡くなり、展示を見ることができなかった。そこで青木さんは「追悼を兼ねて、相模原でパネル展をしたい」とかつての仲間や市民講座が開かれていた市立南文化センターの元職員に伝え、“古巣”での開催が決まった。

 会場では、堀尾青史関連、相模女子大(当時は東京帝国女子専門学校)卒業の女性脚本家・鈴木紀子関連、相模原での出会いに感謝を込めて作成した「ありがとう南文化センター ありがとう佐藤美貴先生」関連の3種類を中心に、計325点を展示する。午前10時から午後4時(最終日は同3時)までで、入場無料。

 また、講演「宮沢賢治と堀尾青史そして鈴木紀子」(堀田穣・京都学園大教授)が22日午後1時半から、同キャンパスのガーデンホールで開かれる。実行委員会メンバーらによる紙芝居実演は随時行われ、いずれも無料。

 青木さんは「いろいろな縁に支えられ、開催できます。紙芝居の魅力は生のコミュニケーション。見ている子どもたちも互いの感動を感じ取っている。演じながら聴き手の熱意を感じるのはうれしく、楽しい」と話している。

 23日午後3時からは自身も3作品の実演を担当する。問い合わせは、実行委電話080(7758)3897。

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