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収穫体験に応募殺到 朝採りトウモロコシ 7月に綾瀬で初開催

カルチャー | 神奈川新聞 | 2018年5月28日(月) 16:10

未明に収穫された朝採れのトウモロコシ(綾瀬市提供)
未明に収穫された朝採れのトウモロコシ(綾瀬市提供)

 綾瀬市内で7月に初めて行われる、早朝にトウモロコシを収穫する体験イベントが人気を集めている。朝方に収穫すると甘くておいしいとあって集合時間は午前6時に設定。それでも定員30組(市内在住の家族、抽選)のところ、募集開始から10日ほどで約130組の申し込みが寄せられている。市農業振興課は「予想を上回る数」と手応えを感じている。

 イベントは、市が事務局を務める協議会が7月8日に開催する。朝採り体験を楽しんでもらう取り組みで、春レタスなど市内産の対象作物の中から認知度が向上しているトウモロコシを選んだ。

 収穫するのはゴールドラッシュと呼ばれる品種で、市園芸協会トウモロコシ部会の農家が生産。夜間に糖分を蓄え、朝方が最も甘い点が特徴だ。収穫期は例年6月中旬~7月中旬で、未明に収穫されている。

 今回は少し遅いものの午前6時の集合。同課は当初、「集合時間が早すぎる」といった理由から応募が少なくなるのではないかと不安視していたが杞憂(きゆう)に終わった。

 告知記事を掲載した今月15日号の広報紙が配布されると、1日で約50件の申し込みが寄せられた。他の人気イベントでも1日の申し込みは30件ほどといい、「閉庁まで電話がやむことはなかった」(担当者)。

 同課は人気の背景について「これまでのトウモロコシのPR活動の成果」と自負する。同部会を中心に市がサポートする形で、グリーンセンター(深谷中)での数量限定販売、相鉄線横浜駅へのポスターの掲出などに取り組んできた。

 市内産野菜としての定着傾向を実感する同課は「有名になりつつある綾瀬産トウモロコシを味わってほしい」と話している。

 当日は生産農家が講師役を務め、試食会も行う。参加費は千円。集合場所は市役所。申し込みは6月15日まで受け付けている。問い合わせは、同課電話0467(70)5622。

 
 

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