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匠の技にくぎ付け マイスターまつり 25人が出展

カルチャー | 神奈川新聞 | 2018年5月13日(日) 02:00

真剣な表情で手作りの玩具を楽しむ親子連れら=川崎市高津区
真剣な表情で手作りの玩具を楽しむ親子連れら=川崎市高津区

 川崎市が認定した市内最高峰の技術や技能を持つ「匠(たくみ)」が集結し、自慢の腕前や製品を紹介する「かわさきマイスターまつり」が12日、JR武蔵溝ノ口駅(同市高津区)の南北自由通路で開かれ、親子連れらでにぎわった。

 出展したのは25人のマイスターたち。手書き表札や色紙への揮毫(きごう)、ステンドグラス、手描き友禅染、シャボン玉を作るロボットなど、各ブースに並べられた質の高い作品を訪れた人々がじっくりと眺め、各マイスターの実演に見入った。

 家具技能士の昼川捷太郎さん(73)は、木材や竹を使った手作りの玩具を展示。同市中原区から訪れた山田麻衣子さん(39)、倖太朗君(11)、雄仁君(8)親子は、細い竹でフックの付いた木のブロックを持ち上げて積み重ねる遊具に真剣な表情で取り組んでいた。

 「私たちの街の身近な所にこんな素晴らしい技術を持った方々がいるのに驚きました」と山田さん。倖太朗君は「(テレビ)ゲームはパターンが決まっているけど、これは難しい」と昼川さんの玩具にはまった様子。昼川さんは「手作りのおもちゃは想像力が刺激されるのかもしれないね」と子どもたちが喜ぶ姿に目を細めていた。

 
 

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