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川崎・長念寺が一新 12日から記念法要

カルチャー | 神奈川新聞 | 2018年5月11日(金) 02:00

改修を終え、美しくなった長念寺本堂と小林住職
改修を終え、美しくなった長念寺本堂と小林住職

 本堂などが川崎市文化財に指定されている長念寺(同市多摩区登戸)の平成大改修が終了し、12、13日、稚児行列などの慶讃法要が行われる。

 1522年に開山した浄土真宗の寺で、江戸時代末期上棟の本堂をはじめ、住職の住居に使われていた庫裏(くり)、山門が市重要歴史記念物に指定されている。しかし、本堂と庫裏は耐震診断などで修理が必要と確認され、2014年4月から改修工事に入っていた。工事中、市教育委員会と協力して、建物ごと油圧ジャッキで持ち上げて基礎部分を補強するなどした現場の公開を3度行い、毎回200人を超す市民や門徒が見学に訪れたという。

 入母屋(いりもや)造りの本堂(約280平方メートル)は金色仕上げの巻障子や彫刻欄間など見応えがあり、寄棟(よせむね)造りの庫裏(約230平方メートル)も武家風の玄関や書院を備える。改修では、建立当時の部材を生かしながら補強し、装飾も塗り直すなどして復元。庫裏は約20メートル移動して書院とし、新たに檀家(だんか)が会合などで使う客殿庫裏(3階建て)を新築した。総事業費は約13億円で、檀家が平成大改修奉讃会を組織して集めるなどした。

 慶讃法要では、地元のとび職人による木やりと雅楽を演奏しながら、子ども約90人による稚児行列(午前10時半、雨天は室内)を同寺周辺で行うほか、境内では20人超の僧侶がピアノ演奏に合わせて音楽法要を行う。

 小林泰善住職は「費用がかかるため議論を重ねたが、残すことに決めた。地域の財産として、大切にするとともに、機会をみて公開もしていきたい」と話している。問い合わせは、同寺電話044(911)2549。

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