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能・狂言、演技に熱 小学生1700人体験教室

カルチャー | 神奈川新聞 | 2018年1月25日(木) 02:00

狂言師から演技指導を受ける児童ら=市教育文化会館
狂言師から演技指導を受ける児童ら=市教育文化会館

 川崎市川崎区内の小学6年生を対象に伝統芸能に親しんでもらう「能・狂言体験教室」(同区主催)が24日、同区の市教育文化会館で開かれ、19校の約1700人が参加した。子どもたちは舞台鑑賞の後、演者からの指導を受けながら演技体験に熱心に取り組んだ。

 公益財団法人鎌倉能舞台理事で観世流の能楽師、中森貫太さんが能の歴史やあいさつの仕方など基本を説明。柿を盗み食いした山伏を扱った狂言「柿山伏」を鑑賞。各校代表の児童・教諭が舞台に上がり、山伏を演じた大蔵流の狂言師、善竹大二郎さんらから、怒ったり謝ったりする演技を習った。

 参加した市立四谷小6年の普久原宏太君(12)と宮川陽彩(ひいろ)さん(12)は「山伏がカラスやサルのまねをした声が、授業で先生から聞いたのとは違って上手だった」「機会があれば、伝統芸能の舞台をまた見てみたい」と話していた。 


狂言師から演技指導を受ける児童ら=市教育文化会館
狂言師から演技指導を受ける児童ら=市教育文化会館
 
 

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