1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. ロックバンド「サルサガムテープ」がライブ

25日、県民共済みらいホール
ロックバンド「サルサガムテープ」がライブ

カルチャー | 神奈川新聞 | 2020年1月22日(水) 12:10

ライブへの意気込みを語るかしわ哲(左)と栗山有芽(中央)、ボーカルなどを担当する内田沙恵李=厚木市
ライブへの意気込みを語るかしわ哲(左)と栗山有芽(中央)、ボーカルなどを担当する内田沙恵李=厚木市

 知的障害のある人たちでつくるロックバンド「サルサガムテープ」(厚木市)が25日、県民共済みらいホール(横浜市中区)でライブを開く。県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)で入所者ら45人が殺傷された事件の公判が始まった今だからこそ、「最高にポジティブな表現空間」を創り上げる。

 県の共生共創事業の一環。バンドは1994年、NHKの5代目「歌のお兄さん」だったミュージシャンかしわ哲(69)が立ち上げた。きっかけはフリーでの活動の中で障害者らを前に演奏したこと。「こんなにファンキーで最高なお客さんはいない。一緒にバンドをやったらきっと楽しいと確信した」

 現在は、音楽活動を中心に据える障害福祉サービスのNPO「ハイテンション」(厚木市)に通うメンバーとスタッフ20数人で構成。バンド名の由来でもあるバケツに粘着テープを貼った手製の太鼓が生む重厚なリズムや、腹の底から湧き出るボーカルのシャウトなど、エネルギーに満ちた演奏が反響を呼ぶ。22日には4枚目のアルバムを発売するなど精力的な活動が続く。

 メンバーの栗山有芽(ゆめ)(22)は打楽器奏者。「音楽をやっていると生きていることを実感する。私たちは十分に楽しんでいるので、お客さんも楽しめる演奏をしたい」とライブに向けて意気込んだ。

 当日は15曲前後を披露。かしわの呼び掛けで、オリジナル曲「ワンダフル世界」を合唱するフィナーレには県内各地の福祉団体のメンバーもステージに立つ。

 障害者を不幸と見なすやまゆり園事件の被告の主張に、パフォーマンスを通じてあらがう狙いがある。

 「被告の考えが人々の潜在意識の中に入り込んでいくことを最も恐れている」(かしわ)。バンドや他の団体メンバーの姿から「どうだ見てみろ、不幸でも何でもないだろう」という当たり前の事実を示したいとしている。「最悪な事件の対極にある、最高にポジティブな表現空間を皆さんも一緒に体験してほしい」

 午後3時開演。一般2千円ほか。問い合わせはチケットかながわ☎(0570)015415。

知的障害に関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング