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ポップスの魔法にかけられて 杉真理、横浜で18日ライブ

カルチャー | 神奈川新聞 | 2020年1月15日(水) 19:09

杉をはじめ、竹内まりや、山下達郎など80年代に脚光を浴びたアーチストは「自分が目指す音楽に純粋に向き合ってきたからぶれないし、時代を超えて聴いてもらえているのかなと思います」=横浜市内(撮影・花輪 久)
杉をはじめ、竹内まりや、山下達郎など80年代に脚光を浴びたアーチストは「自分が目指す音楽に純粋に向き合ってきたからぶれないし、時代を超えて聴いてもらえているのかなと思います」=横浜市内(撮影・花輪 久)

 シンガーソングライターの杉真理(まさみち)が18日、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)内のライブレストラン「モーション・ブルー・ヨコハマ」で「MAGICAL POP PARTY 2020」を開催する。40年にわたり良質な楽曲を送り出してきた杉と、日本の音楽界を牽引(けんいん)してきたミュージシャンたちが、観客に「ポップスの魔法」をかける。

 杉は1977年にマリ&レッドストライプスでデビュー。80年にはソロ活動を開始し、大滝詠一や佐野元春と制作したアルバム「NIAGARA TRIANGLE VOL.2」などで注目を集めるようになる。作曲家として松田聖子や山口百恵ら多くの歌手に楽曲を提供するほか「ウイスキーが、お好きでしょ」に代表されるようなCMソングも数多く手掛けてきた。現在もソロだけでなく数々のユニットを組んで音楽活動を展開中だ。

 今回はギタリストの鈴木茂、キーボードの中西康晴、ベースの岡沢章、ドラムの島村英二ら、80年代から杉の作品に参加しているミュージシャンと共にステージに立つ。「はっぴいえんどの鈴木さんをはじめ、みんな日本の音楽を作ってきたレジェンドたち。会社員なら定年を迎えている年齢だけれど、みんな今でも進化し続けていることに驚きました」と語る杉。ライブでは80年代の作品を中心に、19年2月に発表した最新アルバム「MUSIC LIFE」に収録されている作品も披露する。

 音楽を続けてきて良かったことの一つは「楽曲を通じて多世代と心を通じ合わせることができること」。今回のライブでは40代のキーボーディスト・松本圭司と共演するが、20~30代のミュージシャンと演奏することも多い。またライブ会場には、80年代からのファンだけでなく動画サイトで杉を知った若者も増えているという。「シティーポップがトレンドになっているけれど、若い世代には、ひとりのアーティストを追い掛けて終わるのではなく、宝探しのような気持ちでいろいろな音楽を聴いてみてほしい」と呼びかける。

 常に聴く者の心を温かくする、明るい音楽を生み出し続けてきた杉は「つらい時でも痩せ我慢して上機嫌でいようよ、という曲が好きだった」と振り返る。10代の頃に衝撃を受けたのはビートルズ。「柔軟な姿勢で挑戦を続けてきた彼らの曲には〝魔法〟としか言い表せない魅力がある」という。

 2010年代の国内のポップスについて聞くと「進化した部分もあるけれど、平坦で退屈に感じる楽曲も多かった。全てを自宅の機材で完結させる制作手法も否定はしないが、それでは魔法は生まれづらいと思う」と分析する。「バンドでレコーディングをしている時、まるでキラキラした粉が降ってきたように奇跡的なハーモニーが生まれることがある。やはりそれは生身の人間が一緒に演奏しているから。そんな瞬間があるから音楽はやめられないんですよね」



 1部は午後4時15分開演、2部は同7時15分開演。入替制。全席自由、7700円。チケットはモーション・ブルー・ヨコハマ☎045(226)1919。

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