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平和詠む五七五  全国大会に1400句

カルチャー | 神奈川新聞 | 2017年11月30日(木) 14:27

石寒太さん(写真右)と宇多喜代子さん(写真左)=川崎市高津市民館
石寒太さん(写真右)と宇多喜代子さん(写真左)=川崎市高津市民館

 川崎市高津区で行われてから10周年を迎えた高津全国俳句大会が26日、高津市民館(同区溝口)で開かれた。26都道府県から過去最高の372人、1414句の投句があり、大賞には大和市鶴間の渡辺洋一さんの作品が選ばれた。

 憲法施行70周年に合わせ、主催のNPO法人高津区文化協会が投句を呼び掛けた「平和への思いを伝える」作品が多く寄せられた。約250人の来場者を前に、選者で俳句誌編集長の石寒太さん=写真右=と俳人の宇多喜代子さん=同左=が、「戦争を越えて~日本人の暮らしと文化」をテーマにトークを行った。

 大賞の渡辺さんは、「バス降りて夏の銀河に乗り換える」と詠んだ。同協会の田村富彦事務局長は「平和やふるさとを17音で表現するテーマにした大会を続けたい」と話した。

 他の主な受賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽川崎市長賞 吉田功(麻生区)▽市教育委員会賞 青木正子(高津区)▽宇多喜代子賞 万木一幹(東京都調布市)

 
 

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