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大佛晩年の思い出、スープの逸話とは 横浜で研究発表会

カルチャー | 神奈川新聞 | 2019年11月28日(木) 15:25

神奈川近代文学館(資料写真)
神奈川近代文学館(資料写真)

 大佛(おさらぎ)次郎研究会は30日、第33回公開発表会を横浜市中区の神奈川近代文学館(港の見える丘公園内)で開く。晩年、国立がんセンターに入退院を繰り返していた大佛の病状を気遣い、好物のスープが届けられていた逸話なども語られる。

 「大佛次郎、晩年の思い出~ニューグランドのスープ、届ける~」と題して研究発表するのは、同研究会会員で神奈川新聞社論説委員、テレビ神奈川常務などを歴任した田代昌史さん。

 スープは、大佛が書斎代わりに利用し、名作「霧笛」を生んだ横浜のホテルニューグランドの逸品。田代さんは同ホテル社長の野村光正さんや監査役の山上貞さんに頼まれ、東京・築地のがんセンターまでニンジン入りのスープを届けたという。大佛の好物で、看病していた養女の野尻政子さんに託した。

 公開発表会では、いずれも研究会会員の原田静さんが大佛の短編小説「離合」を朗読、秋林哲也さんが「『鞍馬天狗』をめぐって」をテーマに研究発表する。

 午後2時~4時40分(開場午後1時半)。先着60人。資料代500円。問い合わせは、共催の大佛次郎記念館電話045(622)5002。

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