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加藤登紀子、ほろ酔いコンサートへの思い語る

カルチャー | 神奈川新聞 | 2019年11月21日(木) 19:36

今年は美空ひばりの足跡をたどるドキュメンタリー番組にも出演した加藤。「昭和の歌姫という存在感を改めて感じました」(撮影・立石 祐志)
今年は美空ひばりの足跡をたどるドキュメンタリー番組にも出演した加藤。「昭和の歌姫という存在感を改めて感じました」(撮影・立石 祐志)

 10月に歌手活動55周年を迎えた加藤登紀子が12月15日、関内ホール(横浜市中区)で「ほろ酔いコンサート」を開く。観客はロビーで樽酒(たるざけ)を味わい、加藤もステージに一升瓶を置き、会場全体が音楽に酔いしれる名物企画で、横浜での開催は39回目。この企画を「55周年のスタート」と位置づける加藤に、音楽活動への思いを聞いた。

 「ほろ酔いコンサート」は、加藤と観客とのおしゃべりや、気ままなギターの弾き語りなども楽しい、自由な雰囲気のコンサート。1971年に酒造会社「大関」のCMソング「酒は大関」を歌った縁で、同社から樽酒が贈られたことをきっかけにスタートした。

 「横浜でのほろ酔いコンサートには思い出がいっぱい。オリジナルの訳でエディット・ピアフのシャンソン『愛の讃(さん)歌』を歌うことになったきっかけも横浜のお客さまからのリクエストだった。横浜の人はちょっとクールで斜に構えた雰囲気だけど、私からすれば考えていることや感じていることが丸分かりで、大好きなんです」と笑う。



 今回のコンサートの1部では、歌手活動の中で出会った森繁久弥や高倉健、石原裕次郎らとのエピソードと彼らにまつわる歌を披露。「知床旅情」「時代おくれの酒場」「わが人生に悔いなし」のほか、「この空を飛べたら」「難破船」などリクエストの多い曲を網羅して歌うという。

 2部は、今年の夏に展開したコンサートツアー「LOVE LOVE LOVE 愛の4楽章」に連なる、愛をテーマにしたプログラムで構成。加藤の代表曲である「百万本のバラ」や「愛の讃歌」も堪能できそうだ。

 これまで多くの作品を送り出してきた加藤はことし3月、6枚組のベストアルバム「あなたに捧げる歌」を発表。「愛」「時」「生きる」「故郷」などのテーマ別に107曲が収録されているが「収録しきれなかった、かわいい曲がまだたくさんある」という。「今は仕込みが終わったシェフの気分。たくさんの素材を仕込んできたから、これからはそれをアレンジして、みんなで盛大に楽しみたい」と楽しそうに話す。

 75歳となった今年も、国内外で80回以上のコンサートを行うなど精力的に活動している。「音楽は、人との出会いや、遠い国の人とも気持ちを通じ合わせてくれる奇跡をもたらしてくれる。これからもたくさんの出会いを楽しみながら面白いコンサートを作っていけたら」

 「加藤登紀子 ほろ酔いコンサート 2019」午後4時開演。全席指定7千円(お酒付き)。チケットは関内ホールチケットカウンター☎045(662)8411。

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