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【ミュージアム・ナビ】横須賀美術館・谷内六郎館
昭和というたからもの

カルチャー | 神奈川新聞 | 2019年11月15日(金) 13:05

谷内六郎「柿に残る西陽」(1962年、横須賀美術館・谷内六郎館蔵、(C)MichikoTaniuchi)
谷内六郎「柿に残る西陽」(1962年、横須賀美術館・谷内六郎館蔵、(C)MichikoTaniuchi)

 昭和の風景を独特の視点で切り取り、見る者の郷愁を誘う画家・谷内六郎(1921~81年)。75年に横須賀市にアトリエを構え、多彩な活動に取り組んだ。雑誌「週刊新潮」の表紙絵は創刊号から担当し、亡くなるまでの25年間で1300点余りを手掛けた。

 その表紙絵にコピーライターの岩崎俊一(1947~2014年)が添えたコピーを合わせて紹介。絵とコピーを並べたポスターを、音楽を付けて映像化した作品と元になった原画を展示する。

 柿をもぐ子どもたちと農村風景が描かれた「柿に残る西陽」には、「柿は買うものだと知ったのは、大きくなってからのことだった。」とのコピー。急速な経済成長に伴い変わっていく暮らしや家族の姿が浮かび上がる。

 ※12月15日まで。2日休館。一般310円ほか。問い合わせは☎046(845)1211。

 
 

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