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今までにない役に挑戦 映画「任俠学園」で葵わかなさん

カルチャー | 神奈川新聞 | 2019年9月18日(水) 17:17

「監督の発想がユニークで、現場では笑いが止まらなくなることもあった」と撮影を振り返る葵わかなさん
「監督の発想がユニークで、現場では笑いが止まらなくなることもあった」と撮影を振り返る葵わかなさん

 社会奉仕がモットーの弱小ヤクザ「阿岐本(あきもと)組」が、倒産寸前の私立高校を立て直すために奔走するコメディー映画「任俠(にんきょう)学園」。学園一の問題児を演じた葵わかなに、作品の魅力を聞いた。

 はつらつとした笑顔が魅力でキュートな印象の葵だが、今回演じた沢田ちひろは親の愛情に飢えて育ち、ややひねくれた女子高生。言葉遣いが乱暴で、相手をにらみつけたり、つかみ合いのけんかをしたり、と今までにない姿を披露した。

 「自分と似ていない、初めてやるような役で、あまり作り込まないで現場に臨んだ。ちひろ自身、自分で自分が分かっていないという不安を抱えていたとも思うし」と葵。

 「現場でのひらめき」を重視する木村ひさし監督。現場では「演出ががらっと変わってしまうこともあった。監督の頭の中をのぞいてみたいと思ったほど」と振り返る。その場で追加される演出やアドリブに、ちひろとして対応することで役が完成していった。撮り終えたとき「ちひろってこういう人間だったんだ」と実感したという。

 阿岐本組の組長に西田敏行、親分に振り回されるナンバー2に西島秀俊、その舎弟に伊藤淳史、とベテランぞろい。笑いの絶えない現場だったという。

 「一番すごいな、と思ったのは、撮影となるとぴりっとした空気をつくれること。年が離れている私でも気後れせずに、芝居できる雰囲気をつくってくれた」と感謝している。


「任俠学園」の一場面。左が葵わかなさん。(C)今野 敏/(C)2019 映画「任俠学園」製作委員会
「任俠学園」の一場面。左が葵わかなさん。(C)今野 敏/(C)2019 映画「任俠学園」製作委員会

 原作は今野敏の「任俠」シリーズ。仁義を重んじ、弱い者いじめはしないという義理人情がユーモアと共に全編を貫く。映画やCMなどに関する隠れた笑いも多い。

 「阿岐本組の人たちの情の厚さで話が動いていく。今はハイテク社会で、システマチックに物事が進むことが多いので、現実にはあまりないかもしれない。でも、ちひろたちには響いた。見ている人にも響くのではないか」と期待している。

 現在21歳ながらデビューして10年。県内で生まれ育ち、今も「実家大好き。時間があると、週1で帰ります」とほほ笑む。ちひろと違って品行方正な学生時代を過ごし、「夜通しカラオケをするとか、あまり遊ばなかった」という。

 今年はミュージカルの舞台にも挑戦し、活躍の場を広げた。「今まで挑戦した結果として、得られたことが大きかった。今回の役もそうだが、面白いなと思うことばかり。プライベートも含めて、こうしなきゃいけないという枠をなくして、何でもやってみたい」

 「任俠学園」は27日から全国で上映。

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