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声の感動を“おかわり” 秦、スキマら熱唱の5時間半 オーガスタキャンプ

カルチャー | 神奈川新聞 | 2017年9月29日(金) 02:00

事務所のライブに出演した(左から)スキマスイッチの大橋卓弥、秦基博、杏子、山崎まさよし
事務所のライブに出演した(左から)スキマスイッチの大橋卓弥、秦基博、杏子、山崎まさよし

 山崎まさよし(45)、秦基博(36)らが所属する音楽事務所「オフィスオーガスタ」のアーティストが一堂に会するライブ「オーガスタキャンプ」が23日、山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストで行われた。36曲を披露したステージでは、サポートメンバーを入れず、13組14人の出演者が入れ替わりで演奏と歌唱を展開。スキマスイッチの鍵盤担当、常田真太郎(39)はヒット曲「全力少年」でアコースティックギターに挑戦し、1万3千人を驚かせた。演奏後に、「どうやってやるの?」と相方の大橋卓弥(39)に声を掛けた常田は、初めてのピック投げにもトライ。「やってみたかった」と満足そうだった。

 開催19回目を迎えた今回は、11月に事務所設立25年を迎える節目の年。ファンが聴きたい曲をやろうと、事前に呼び掛けたリクエストには、2千を超える応募があった。
 昨年、デビュー10周年を迎え同ライブをプロデュースした秦は、「みんなの声が重なったとき、とても感動したから、“おかわり”したい」と事務所のユニット「福耳」(出演者全員)に再現をお願い。「おかわりくん」と大橋にからかわれたが、大ヒットした「ひまわりの約束」をリレーで歌い、会場を楽しませた。

 男女ボーカルが掛け合う「目を閉じておいでよ」では、元バービーボーイズの杏子(57)が白いストールをひらめかせながら、相手を務めた大橋らを魅了。怪しげな雰囲気を打ち破るように、カボチャのかぶりものをした山崎が乱入すると、杏子らの目が点になった。爆笑する杏子に迫りながら歌う姿を見た竹原ピストル(40)は、「あの人には勝てねぇ」と肩をすくめていた。

 約5時間半に及ぶライブでは、山崎の呼び掛けで、昨年まで社長を務めていた現・最高顧問の森川欣信に、「ジャイアン(森川の愛称)ありがとう!」と会場全員で感謝する場面もあった。
 森川はこの日昼間に、新人が上がったステージでザ・ビートルズの「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」など2曲を自ら弾き語り。杏子から「調子に乗ってる」と冷やかされた森川だったが、最後は大舞台を終えた“森川チルドレン”をステージ袖で迎え、重ねた時間を分かち合っていた。


オフィスオーガスタに所属するアーティストたち
オフィスオーガスタに所属するアーティストたち

新人の村上紗由里。序盤に堂々としたソロのステージを見せた
新人の村上紗由里。序盤に堂々としたソロのステージを見せた

歌やダンスだけではなく、ドラム演奏も披露した杏子
歌やダンスだけではなく、ドラム演奏も披露した杏子

代表曲「ワダツミの木」でさかいゆうと共演した元ちとせ
代表曲「ワダツミの木」でさかいゆうと共演した元ちとせ

岡本定義のステージでは、大橋卓弥がドラム、秦基博がベースを務め会場を沸かせた
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山崎まさよしのヒット曲「セロリ」では全員でラップを歌い上げた
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リクエストされた「僕らの輝き」を空に響かせた長澤知之
リクエストされた「僕らの輝き」を空に響かせた長澤知之

杏子に襲いかかる山崎まさよし(右)
杏子に襲いかかる山崎まさよし(右)

11月1日にメジャーデビューする松室政哉。この日は出ずっぱりの大忙し。「出過ぎじゃない?」と大橋卓弥にやきもちをやかれていた
11月1日にメジャーデビューする松室政哉。この日は出ずっぱりの大忙し。「出過ぎじゃない?」と大橋卓弥にやきもちをやかれていた

アコースティックギター演奏、歌も披露し会場をざわつかせた常田真太郎
アコースティックギター演奏、歌も披露し会場をざわつかせた常田真太郎

「鱗(うろこ)」ではさかいゆうと見事なハーモニーを響かせた秦基博
「鱗(うろこ)」ではさかいゆうと見事なハーモニーを響かせた秦基博

いまは亡き高校時代の親友にあてた「君と僕の挽歌」を熱唱。さかいゆうの思いが届いたのか、歌唱後のステージ上空には飛行機雲がかかっていた
いまは亡き高校時代の親友にあてた「君と僕の挽歌」を熱唱。さかいゆうの思いが届いたのか、歌唱後のステージ上空には飛行機雲がかかっていた

「(自分のことを)ずっと見ていると、慣れてそのうち好きになるでしょう」と自虐的に言い、笑いを誘った竹原ピストル
「(自分のことを)ずっと見ていると、慣れてそのうち好きになるでしょう」と自虐的に言い、笑いを誘った竹原ピストル

「アイドルになりたかった」という夢をかなえたあらきゆうこ
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「気温は下がってきたけど、みんなのパワーはどんどん熱くなっている!」と盛り上げた大橋卓弥
「気温は下がってきたけど、みんなのパワーはどんどん熱くなっている!」と盛り上げた大橋卓弥

「全力少年」でアコースティックギターを演奏した常田真太郎の代わりに、鍵盤を奏でた浜端ヨウヘイ
「全力少年」でアコースティックギターを演奏した常田真太郎の代わりに、鍵盤を奏でた浜端ヨウヘイ

「来年のために新曲を書こう」と抱負を語った、竹原ピストル(左)と秦基博によるユニット「はったんぴーちゃん」
「来年のために新曲を書こう」と抱負を語った、竹原ピストル(左)と秦基博によるユニット「はったんぴーちゃん」
 
 

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