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ヒガンバナの中でコスプレ撮影

カルチャー | 神奈川新聞 | 2017年9月23日(土) 02:00

 伊勢原飲食店組合が伊勢原市日向のヒガンバナの群生地にテレビアニメやマンガのキャラクターになりきるコスプレーヤーの誘致に取り組んでいる。22日も女性4人が訪れ、真っ赤な花のじゅうたんの前で撮影を楽しんでいた。

 若者に来てもらいたいとヒガンバナの開花シーズンに合わせて、同組合が地元老人クラブと協力し、3年前からインターネットなどで募集している。撮影は有料(500円)で着替える場所を提供している。

 都内から来た2人組は幕末の新選組をテーマにしたビデオゲーム「薄桜鬼(はくおうき)~新選組奇譚~」のキャラクターの沖田総司らに扮(ふん)して、一眼レフカメラを三脚に据え付け、自撮りしていた。「ヒガンバナの群生地をネットで探し、自宅から比較的、近かったので来た」と話していた。

 組合長の天野保さん(65)は「コスプレーヤーは地元産の果物や野菜も買ってくれる。他の花の時期も呼び込み、地域を活性化したい」と意気込んでいる。


彼岸花とともに一眼レフカメラで自撮りするコスプレイヤー=伊勢原市日向
彼岸花とともに一眼レフカメラで自撮りするコスプレイヤー=伊勢原市日向
 
 

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