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カンボジアの恵みを世界に 横浜で草木染製品など展示販売

カルチャー | 神奈川新聞 | 2019年7月23日(火) 17:44

古沢さんが首に巻く「藤黄」の大判ストールは1万円。ガーゼストールは1万2千円から
古沢さんが首に巻く「藤黄」の大判ストールは1万円。ガーゼストールは1万2千円から

 カンボジアの地雷原で育った野生の綿花を使った、草木染製品などを展示販売する「原生林の恵み展」が、「アートギャラリーATHLE(アスレ)」(横浜市中区石川町)で開かれている。カンボジアの農村女性の経済的自立を目指す現地の非政府組織(NGO)「カンボジアコットンクラブ」が主催。28日まで。入場無料。

 1階には、マンゴーやアーモンドの葉など自生植物で染めたストール、蜜ろうなど天然素材から作ったコスメ用品や雑貨など約100点が並ぶ。

 同クラブを運営する横浜市出身の古澤敦さん(50)は、元NHKドキュメンタリーディレクター。記者として各国を取材するうち、「貧困を伝えるだけでなく自ら行動することで役に立ちたい」と、2007年にNHKを退社。翌年にはカンボジアへ渡り、地雷原での綿花栽培に目を付け、「生産者や環境に負荷をかけず、現地に雇用と教育の機会を生み出したい」と、かつての産地だったバタンバン州に同クラブを立ち上げた。

 工房では16歳から32歳までの女性7人が働く。有害化学物質を一切使わずに綿花の栽培から天然染めまでを手作業で行う。「和式の紡績技術『ガラ紡』を使っているので、手紡ぎのように柔らかです」と古澤さん。ストールは国王も愛用し、お墨付きを得ている。

 本展の売り上げは新たな挑戦の資金になる。「アンコールワット遺跡にあるシェムリアップに店を構え、販売の実践の場を持つことで、彼女たちの活躍を広げたい」と意気込む。2階では工房の様子を写真で紹介している。午前9時~午後8時。JR石川町駅南口徒歩5分。問い合わせは、古澤さん☎090(5570)0495。

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