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日本公演にフクイラプトル 「恐竜どうぶつ園2019」

カルチャー | 神奈川新聞 | 2019年7月12日(金) 09:42

ティラノサウルスの赤ちゃんを抱いている(左)。フクイラプトル(右)
左で抱いているのはティラノサウルスの赤ちゃん。フクイラプトル(右)の体の色は蜂をヒントにしたという。出演者たちは「骨から想像することが面白い」と話す

 オーストラリアで誕生した、リアルな恐竜のパペットが舞台を動き回るファミリー向け体験型ショー「恐竜どうぶつ園2019」。今夏の日本公演には、全長約4メートルに及ぶフクイラプトルが登場する。

 フクイラプトルは、肉食恐竜としては日本で初めて全身の骨が見つかった恐竜で、発掘された福井県にちなんで命名された。シャープな体付きの割に脚が大きく、素早く動いたと考えられている。

 パペットの中に入って操作するトム・ケイリーは「まだ若い設定なので、子犬がいろんな物に興味を持って動き回るような動きをイメージしている。初めて演じる恐竜なので、楽しみでもある。生きていると思って恐竜に近づく子どもたちの反応を見るのは、本当に楽しい」と話す。

 ショーには、凶暴なティラノサウルスや首が長いティタノサウルスも登場。客席から選ばれた子どもたちが、舞台に上がってこれらの恐竜と間近に接する場面がある。

 公演全体を監督するリース・ロビンソンは「子どもたちが触れ合うことで、一つの作品として出来上がるのがショーの特徴だ」と話し、毎回の公演を楽しんでいるという。

 恐竜の歴史や生態なども分かりやすく説明され、大昔にタイムスリップしたような空間で楽しみながら学ぶことができる。

 終演後のロビーでは、赤ちゃん恐竜との触れ合いコーナーや実際の化石が並ぶミニ恐竜展もある。

 14日は厚木市文化会館(厚木市)、26日は横浜関内ホール(横浜市中区)、27日は町田市民ホール(町田市)で、厚木と関内は開演が午後1時と3時半の2回公演、町田は午前10時半を加えた3回公演。全席指定3千円。3歳以上有料。各プレイガイドで発売中。問い合わせはサンライズプロモーション東京☎(0570)003337(午前10時~午後6時)。

 
 

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