1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. 愛すべき師匠をしのぶ「桂歌丸一周忌追善公演」

愛すべき師匠をしのぶ「桂歌丸一周忌追善公演」

カルチャー | 神奈川新聞 | 2019年7月17日(水) 20:54

桂歌春、桂歌助、桂歌若、桂歌蔵、桂枝太郎、田代沙織 =桂歌丸さんの写真を囲んで。三吉演芸場
生前の歌丸さんのエピソードで盛り上がった座談会。右から桂歌春、桂歌助、桂歌若、桂歌蔵、桂枝太郎、田代沙織 =三吉演芸場

 昨年81歳で亡くなった落語家、桂歌丸さんの命日である2日、「桂歌丸一周忌追善公演」が三吉演芸場(横浜市南区)で開催された。歌丸さんが1974年から2014年まで独演会・一門会を行った思い出の場所で、5人の弟子が熱のこもった落語を披露した。

 昼夜公演で、昼の部では歌丸師匠の思い出を語り合う座談会を開催。歌丸さんが好きだった釣り、旅行などのエピソードが披露された。同演芸場に深い愛着を持っていた歌丸さんは、ここで新しいネタをおろし、客の反応を見ていたという。歌蔵は「師匠は少し挑戦的な噺(はなし)も披露していた。演芸場を建て替えたころから師匠の雰囲気が柔らかくなり、われわれも楽しく落語ができた。それがお客さまにも伝わっていたと思う」と当時の様子を振り返った。

 自分にも弟子にも厳しかったことで知られる歌丸師匠。枝太郎は「一門会のマイクチェックの時に、弟子が師匠のものまねをしていたら、いつのまにか師匠が後ろに立っていた時はぞっとした」と笑わせた。

 「自分の初めての高座が三吉演芸場だった」と振り返る歌助は「晩年、怪談話に取り組んでいた姿にはすごみがあった。一度でいいから一緒にお酒を飲みたかった」と師匠をしのんだ。また歌若が「好きな芝居の話はオーラが違った。釣りのしぐさをする時も本当に楽しそうだった」と話すと、歌春も「毛氈(もうせん)芝居という話の中に出てくる歌舞伎の一シーンは素晴らしく、なかなかまねできない」と改めて歌丸さんの芸に感じ入っていた。

 夜の部では弟子たちが師匠の得意ネタを披露。「壺算」「新聞記事」「お化け長屋」「おすわどん」「竹の水仙」をそれぞれの持ち味を生かして演じ切った。

桂歌丸に関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング